Sexy Zoneから降りかけた話。
※ただの掛け持ちDDの備忘録です。
思ったことそのまま書いてるので閲覧注意。
特に掛け持ち苦手な方はブラウザバックを推奨します。
Sexy ZoneとJr.の話しかしません。
他の界隈のことで書いていること、書いていないことに他意はありません。シンプルに知らないだけです。
私は掛け持ちをしているジャニオタです。現在の自担は4人。DDの自覚はあります。
その4人のうちの1人が、Sexy Zoneの菊池風磨くんです。
私が風磨くんを自担としたのは、2014年のことでした。
色々端折りますが、最終的なきっかけは少クラで披露していた「僕の恋愛事情と台所事情」。生き生きした表情と確かな歌唱力に心臓をつかまれ、この人が歌う姿をもっと見たい、いろんな歌声を聴きたいと思いました。
それから5年。
長く苦しい「セク鬱」を抜け、Sexy Zoneは内も外も確実に成長していきました。
今の風磨くんをあの時期の私に見せたら大号泣します。Sexy Zoneで生き生きしている風磨くんが、その笑顔がどれだけ見たかったことか。私はSexy Zoneの菊池風磨くんが世界で一番大好きです。
STAGEを初めて聴いたとき、「『遠いどこかの泣きじゃくるあなた』に手を差し伸べてくれるような、優しくて素敵なグループを好きでいられてよかった」と1人、部屋で大号泣したのを今でも覚えています。
今も、こんなに優しい気持ちで聡ちゃんの帰りを待ってます。焦らせることはせず、でも聡ちゃんの居場所は残しながら。
(めちゃくちゃ余談ですが、私は心理学を学んでいるので、パニック障害という病気をSexy Zone担の皆さんがまず知ろうとしてくれた姿勢に感動していました。特に精神的な病気は、正しい病識を持つだけでも大きな意味があります。賢くて真面目なSexy Zoneのことだから、病気についてめちゃくちゃ勉強して色々考えているだろうと思いますし、そういうところが大好きです)
そんな風にSexy Zoneが素敵なグループになっていく5年。
私の心の中には、いろんなどろどろした汚い感情がたまり続けていました。
売れる、売れると言われながら冠レギュラーすらない焦り。
(同年デビューの先輩はぐんぐん知名度を伸ばしていくのに、自軍は特番止まり)
後輩グループのすさまじい勢いへの恐れ。
(一瞬で追い抜かされたFC会員数)
Sexy Zone担内での不毛ないざこざへのもやもや。
(内部で衝突しあっても何にもならないのにってずっと思ってました)
また、いつ何が起こってもおかしくない、不安定なJr.の掛け持ちを始めたことで完全に金銭的、精神的余裕を失いました。この1年、東も西も様々な変動があり、何度涙を流したかもうわかりません。得たものは「死ぬ気で現場に行かないと後悔する」という教訓です。
(Jr.の自担は現在3人です。1人はグループの真ん中でまっすぐ未来を見て、1人はデビューせずJr.を卒業する道を選び、1人は最強の仲間を得て挑戦を始めています。全員世界一のアイドルです)
どろどろとした気持ちがたまり、心の余裕を失った私は、必ず買っていた、週刊連載が載っている雑誌を買わなくなり、ドル誌はJr.のために買ってSexy Zoneはチラ見、リリース時期の月刊誌は見て見ぬふり…。
テキスト厨で雑誌至上主義の私にとって、雑誌を買わなくなることは非常に大きな意味を持ちます。雑誌でSexy Zoneの言葉を読まないということは、「今」のSexy Zoneを知らないということと同義です。「今」のSexy Zoneを知らないでも平気で生きていけるように、私はなってしまっていました。
そんな中、アルバム「PAGES」のリリースがやってきました。
私は「予約しないなんて担当名乗れない」それだけの意識で予約をしました。心の中では「この分のお金Jr.に使えたらいいのに」と後悔しながら。
そこで私は気づいてしまいました。
「Sexy Zoneを好きでいることに疲れている」と。
Sexy Zoneは大好きなつもりなのに、「今」のSexy Zoneを追いかけることにもはや負担しか感じていませんでした。
5年追いかけてきて初めて「Sexy Zoneから降りる」ことを考えたのです。
とてもショックでした。長年好きで、一生好きでいると何回誓ったかわからないグループを「降りる」という選択肢が自分の中に生まれたことが悲しくてたまりませんでした。ショックで、悲しくてたまらないのに、それをどこか冷静に見ている自分がいるのも嫌でした。
それからは、掛け持ち先のJr.に逃げました。現場に行って新たな自担が生まれ、気持ちはますますSexy Zoneから離れていきました。ライブの当落も、他人事のような気持ちで見ていました。
いつ降りると友達に告げようかと迷うほど、私の気持ちは離れていました。
そんな中、今日、私は進路のことで大きな壁に当たりました。自分のやりたいことを完全に見失い、これからどうすればいいのか全く分からなくなりました。オタクのこと以外であんなに凹んだのは久しぶりです。
大学から歩く足取りは重く、心には大きな穴が空いたような気分でした。
その時ふと、「『ぎゅっと』を聴きたい」と思いました。
『ぎゅっと』は自担である風磨くんの初主演ドラマの主題歌であり、歌詞は宮田航輔さんと風磨くんの共作です。5人で考えた振り付けもキャッチーな、Sexy Zoneらしく優しい応援ソングです。
『どんなにいまツラくたって 君を待ってるひとがいる』
『いつも頑張ってること 僕は分かっているからね』
『それでも夜は明けるけれど 君にとっては ツラいんだろうな』
『自分にだけは嘘をつかないで』
『いつでもちゃんと見てるから 大丈夫』
素朴な日常を描写して包み込んでくれる優しい歌詞と、美しく混ざり合うSexy Zoneの歌声。
心にぽっかり空いた穴が、あたたかい気持ちで埋められていくのを感じました。重かった足取りも軽くなり、スキップまでして残りの家路を急ぎました。
苦しいときに浮かんだのは、どの掛け持ち先でもなく、気持ちが離れたと思っていたSexy Zoneでした。
私にとってSexy Zoneはなくてはならないものだったんです。Sexy Zoneなしに私は生きていけないし、もう好きになる前のことは思い出せません。私にとってSexy Zoneそこにあるのが当たり前になってしまって、どろどろに阻まれて、こんなに大事なことをつい見落としていたみたいです。
明日、アルバム取りにいきます。
「今」のSexy Zoneをまたちゃんと見て聴いて好きになります。
過去か未来かわからない、いつかの私へ
あなたはちゃんと、Sexy Zoneのことが世界一大好きだよ。どろどろした気持ちまでちゃんと包み込んでくれる、素敵なグループを好きでいられることに胸張って生きてね。
世界一大好きなSexy Zoneへ
うじうじしててごめんなさい。そして、好きにならせてくれてありがとう。これからも、よろしくね。